居場所。
『はっ?い、意味分かんない…。』


みなみは言い返されて何も言えなくなったのか黙ってしまった。



『ふんっ!』


愛美ちゃんは鼻で大きな息をすると自分の席で自習をし始めた。



《ガタッ》


『あぁー!なんか芽衣見てたら気が散って勉強できないんだけど!』



みなみは私にそう言うと私の机を蹴り飛ばした。



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