居場所。
『なにも無いよ。ただあんたがウザイだけ。』


とみっちゃんは私の腕を振り払って廊下へ出ていった。



私の頬には冷たい涙がつたっていた



「グスッ、み、みっちゃん…!」


クラスのみんなが見てる中、私はわんわん泣いていた。



泣いてからどのくらい時間が経ったのだろう。



私は無意識に保健室に来ていた。


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