君との関係はバカンス!?【許婚番外編】
そんなことを思い返していると、
「明……」
聖の甘い声が降り注いできた。
そして着ていたカットソーの中へと手を潜り込ませる。
「ひじ……ま、待って……まだシャワーも何も……っ!」
聖の手が触れるだけで粟立つ肌。
指先に反応して、無意識に体をよじってしまう。
「シャワーはたっぷり汗をかいた後でのお楽しみ」
「お楽しみって……あっ!」
聖は軽々とあたしを横抱きにして、そのままベッドまで運ぶ。
優しく寝かされると、そのままあたしの両サイドに膝をついて覆い被さってきた。