100回ありがとう
先生と生徒
「明日は期末テストだかんな。
もう餓鬼じゃねえんだし、
やることやれよ」
先生がかったるそうに
教壇に立っている。
みんなは“最悪~”とか
“だり~”とか言いながらも
先生の話をちゃんと聞いていた。
「くれぐれもカンニングだけは
バレないようにやれよ。
俺の監督不行き届きになんだから」
こんな風に先生あるまじき発言をする、
この人こそが
わたしの大好きな人です。