素敵男子製作中
「だっさ・・・」
待ち合わせ場所に現れた汐見さんの第一声。
そんな汐見さんの私服は
学校の制服よりもスタイルの良さが際立って、
まるでモデルのようだった。
そして不覚にもきれいだと思ってしまった。
いや、不覚と言っても
実際、汐見さんは学校では
花岡さんと1,2を争う美人だと言われているらしいんだけど。
「ちょっと一郎、何ぼけっとしてんの」
「あ、汐見さん。
おはようございます・・・」
「あぁ、おはよ。
てか何?その格好。
完全なオタクスタイル!
本当はコンタクト買いに行くつもりだったけど
予定変更。
服買いに行こう!
とりあえず、シャツはズボンにインしない!」
「は、はい」