‐勇者とエリスの塔‐
告白
エリスが寝てから少し経った。
レードが来た。
「あれ?もう寝ちまったか……。」
月明かりに照らされてるエリスの頬。
「やっぱ可愛いなぁ………。」
レードはまじまじとエリスを見つめた。
エリスの寝息がきこえる。
レードは自分の気持ちが抑えられなくなった。
「チュッ………………。」
エリスにキスをした。
ふとレードは我にかえった。
なにやってんだ、俺………。
気持ちが抑えられなくなっちまった…。
するとエリスが目を覚ました。
(やばっ……)
「ルード……来てたのね。」
「あ、あぁ…。………………わりぃ…起こしちゃった…よな……。」
エリスはうなずいた。