‐勇者とエリスの塔‐
エリスは心残りがあったが街に行ってみる事にした。
初めて外に出る。
「結界はっといた。」
結界をはると結界をはった勇者しか塔がみえない。
「すごい………。」
「すげぇだろ?結界はれんの少人数しかいないんだ。」
「うん!」
「じゃあいくぞ。」
と言ってエリスの手を引いた。
「ちょっ………!?」
エリスは手を握られたことがなかった。
(人の手……温かい…)
エリスは手を強く握り返した。