鎧―キミヲ守ル―
「さすが双子;;以心伝心。ナイスコンビネーションでした;;」



飛鳥が何故か敬語で話ながら、私と聖に拍手をして来た。

熊野や変態たちもつられて拍手をしている。



「これは聖やなくても出来んで?」



私は聖に携帯を渡し、離れて立つ航を目掛けてダッシュし、航の肩に掴まり、宙返り。



「ほら!まぁ、聖の方が身長あるから、勢いはよく付くけど(笑)」



「勝手にしといて何様なんだよ」



航に睨まれているが…知らんぷり。

瞬斗の隣に戻り、“瞬斗が怪我しなくて良かった”と思いながら、瞬斗の手を握った。
< 127 / 210 >

この作品をシェア

pagetop