鎧―キミヲ守ル―
「よっしゃー!!
タダ券を何が何でも勝ち取るんやぞぉ゛ー!!」
「「「『おー!!』」」」
開会式も終わり、私は椅子に立ち上がり、叫ぶ。
聖・瞬斗・航以外がガッツポーズしながら返事を返して来る。
私は満足をし、椅子に座った。
「じゃ、一番なんで」
準は入場門へと向かう。
「負けたら潰すからな」
「……負けねぇよ;;」
準は私のマジな顔に焦りながら、入場門へと走って行った。
「お兄ちゃん!間に合ったかな?」
そんな時、黒いロングヘアーで、セーラー服を着た可愛い女の子が現れた。