鎧―キミヲ守ル―
「可愛すぎる;;」



私は椅子から立ち上がり、女の子をガン見。

…天使みたいや;;



「美人さんですね…。
準君の事、好きだったりして…」



「は?」



…“準君”…?



「あ、涼花。間に合ったんだ」



私が“まさか”と思って居ると、観客席のセフレさん方に会いに行ってた飛鳥が戻って来た。



「飛鳥の噂の妹やな!!(笑)」



私は飛鳥の腕をバシバシと叩く。

飛鳥は自分の腕を庇いながら、涼花ちゃんの隣に立った。



「俺の妹で、準の彼女の涼花。よろしくな!瞬斗たちもさ!」



「よろしくね!」



「「「『よろしく』」」」」



私以外のみんなは、あまり興味を示さなかった。
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