鎧―キミヲ守ル―
瞬斗の横に屈み、私は準の出番を待つ。
「翼さんは…準君の事、どう思ってますか?あんなカッコいい人、惚れないわけないですよね?」
砂に絵を書いていると、また涼花ちゃんにさっきと同じ質問をされた。
私は手に付いた砂を払いながら、涼花ちゃんを見た。
「私は老け顔に興味ないで。せやから安心しぃ」
「…“老け顔”?」
私は安心させたかったのだが、涼花ちゃんは眉間にシワを寄せた。
…人の彼氏を貶しちゃダメですよね;;
私だって、瞬斗を貶されたらヤダし。
貶す人なんて、居ないだろうけれど。
「翼さんは…準君の事、どう思ってますか?あんなカッコいい人、惚れないわけないですよね?」
砂に絵を書いていると、また涼花ちゃんにさっきと同じ質問をされた。
私は手に付いた砂を払いながら、涼花ちゃんを見た。
「私は老け顔に興味ないで。せやから安心しぃ」
「…“老け顔”?」
私は安心させたかったのだが、涼花ちゃんは眉間にシワを寄せた。
…人の彼氏を貶しちゃダメですよね;;
私だって、瞬斗を貶されたらヤダし。
貶す人なんて、居ないだろうけれど。