鎧―キミヲ守ル―
「「「『梶原待流ーカジワラマチルー……』」」」



「そう。やっぱ、知ってたか」



所属してた組から、お金を持ち出したどころか、たった1人で潰した男。

豹は梶原の後輩。

いつも意気がってたあいつが、梶原にはヘコヘコしてた。

それどころか、いつも怯えてたような。

けど、私には豹より話しやすかった。

―――でも、後輩が殺られたと知り、凶変するまでの話で。

聖が新しく見付けた仲間を、全滅にされた。
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