鎧―キミヲ守ル―
「……」
しかし、中身は空っぽ。
私は聖のブレザーの裏ポケットに手を突っ込み、煙草をパクった。
「マジでカップルにしか見えない!そんなんじゃ、彼氏が泣かない?」
私の正面に屈んでた飛鳥が、そんな事を言った。
火を点けようとしていた煙草が口から落ち、聖は勢い良く振り返る。
ーードンッ
「―――った;;」
私は飛鳥の胸板を蹴飛ばした。
後ろに倒れ、2、3回転した飛鳥。
「「大丈夫か?;;」」
哲司と準が、飛鳥に駆け寄る。
私は煙草を拾い、3人に背を向けるように座り直し、煙草に火を点けた。
煙草を吸いながら、私を睨む瞬斗と目が合う。
私は輪から離れ、塀に凭れながら、煙草を吸う事にした。
しかし、中身は空っぽ。
私は聖のブレザーの裏ポケットに手を突っ込み、煙草をパクった。
「マジでカップルにしか見えない!そんなんじゃ、彼氏が泣かない?」
私の正面に屈んでた飛鳥が、そんな事を言った。
火を点けようとしていた煙草が口から落ち、聖は勢い良く振り返る。
ーードンッ
「―――った;;」
私は飛鳥の胸板を蹴飛ばした。
後ろに倒れ、2、3回転した飛鳥。
「「大丈夫か?;;」」
哲司と準が、飛鳥に駆け寄る。
私は煙草を拾い、3人に背を向けるように座り直し、煙草に火を点けた。
煙草を吸いながら、私を睨む瞬斗と目が合う。
私は輪から離れ、塀に凭れながら、煙草を吸う事にした。