鎧―キミヲ守ル―
聖が洗濯物を取り込んでる間、着替えを済ませる。

17時半に、お迎えが来るから急がないと。

瞬斗にお願いしたのは、誰かのお兄さんに車を出して貰う事。

だらだら歩いてたら、ストーカーは止まないと思ったから。

あれが誰なのか。

私が狙いなのかわからないけど。



「翼は誰の兄貴が来ると思う?」



「えー?飛鳥ちゃうかな。
兄弟揃って、ノリが軽そうやん」



「わかるかも、それ(笑)」



聖も太陽の香りに包まれたスエットに着替えた為、2人で家を出た。
< 195 / 210 >

この作品をシェア

pagetop