鎧―キミヲ守ル―
食って食って食べまくる。

それでこそ私。

食べない私は、私じゃない。



「瞬悟、奢ってや」



「いきなり呼び捨てか」



「喧嘩した間柄やろ?」



「…瞬斗、こいつで良いのか?」



「当たり前やろ」



「お前が返事するな;;」



芹澤兄弟に呆れられながらも、挫けずめげず、食べ放題のお店に到着するのを待つ。

体力つけないといけないし。

お肉を心の傷の絆創膏代わりにしちゃえばえーな。

…つーか、傷付いてないし。

紳なんか、弱い。

卑怯なだけで、問題なし。
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