鎧―キミヲ守ル―
「翼、おめでとさん(笑)」



ーードンッ



「聖ー!!」



私は聖に抱き着いた。

聖にダッコされ、ウハウハ。



「おい!;;
翼、後ろ!後ろ!;;」



そんな私に、いつの間にか裏庭に来ていた飛鳥が私たちの後ろを指差した。

聖に下ろされ、私は後ろを振り向く。

そこには、ブラックオーラ、殺気がにじみ出てる瞬斗が…。



「お前…突き飛ばしたな?」



…そんな事した?!;;

私は飛鳥の隣に立つ航と準の後ろに隠れる。

今の瞬斗は、私を間違いなく殺せるな…;;



「俺を殺陣にするな」



「うわぁ!;;」



けど、航に瞬斗を目掛けて背中を押された。
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