奈落
「ゆ~なちゃん♪きてくれたんだ♪」
あ…
楓先輩…
先輩の中で一番仲良くしてくれてた人
学校以外では逢った事はないけど
良くりょうたと付き合う前に相談とか聞いてくれてた
でも
番号は交換していなかった
「どうしたんですか…?」
「ねぇ・・・
りょうたの事好き?」
突然言われゆなはびっくりした。
「え・・・?あの・・・好きです」
恥ずかしくなり下をむくと
「へぇ~うまくいってるんだ。
別れる予定とかないの?」
は・・・?
意味が分かんないし。
「全くありません。」
キッと楓先輩を睨みつけきっぱり言うと
━━━━━パンッ!
──────…え?
何…………?