一番星


その日の夜、天候は大荒れ。
窓はガタガタするし、風はビュウビュウ音を伴って吹いてる。


わたしの脳内、というか心も大荒れ。

和妻にとって鬱陶しくはない存在。
別に噂は流れてもいい。
付き合ってると思われてもいいってことだけど。
いいの?
というかわたしは?和妻のこと好きなの?あれ?



「ああああわからないいいいいいいいい」


「さゆ姉うるさいよ!」



手厳しい弟だな。



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