歪んだ目 短編
私は、どうなってしまうのだろう。



四角い天井を眺めつつ、悶々と考える。



気付けば視野まで狭くなっている。



いっそ見えなくなった方が楽なんじゃないか。



…いや、そんなのただの逃げに過ぎない。



目を閉じてしまえ。



…眼を、反らしちゃ駄目だ。






なんだか悲しくなって止めた。

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