私とあの子
出会い
彼との出会いは
ほんのささいなことだった…
タッタッタッ…
「はぁ…」
私は担任に頼まれた膨大な量の荷物を
1人運んでいた…
日は沈み
あたりはもう暗くなってきていた…
「はやく終わらせなきゃ…」
私はもともと暗いところが苦手で
できるだけはやく終わらせたかったが
荷物の量は尋常じゃなく
とても1人では運べない量だった
でも私は頼まれごとを断れない
いわゆる[お人好し]なので
1人せっせと荷物を片付けていた…
すると…