校舎の中で
「そんなことねーってお前なに頭振ってんの?」
「何にもないです!!」
あたしってばーーしっかりしてーーーー
もー何も考えられません
「玉木ん家ってどのへん?
道案内頼むな」
「え?
あ!!道案内ですね
そーですよね
忘れてました・・・あははーーー
えーーーっと
あーー家実は道せまくて車通るの難しいので
近くにおろしてもらえればありがたいです」
てんぱってなにを言ってるのか自分で分からなかった
理解してくれたかな…?
「あはは
わかったよ
そこから気おつけろよ?」
「うん!!」
どうやら理解してくれたみたい
「そー言えば玉木に言われたことで俺少し元気でた
ありがとな」
前を見たまま左手をあたしの頭に乗せポンポンってした
「先生の役に立ててうれしいよ
またなにかあったら言ってね」
あたしは先生のほうを向いて笑った
先生の運転する顔はとてもかっこよかった
きっとこれが最初で最後
ちゃんと目に焼き付けとこう
先生の運転する時の真剣な目
ハンドルを握る手
ときどき赤になるとあたしのほうを向いて話してくれる
そして青になるとまた真剣な目に戻る
なにもかもがかっこいい
そしてすべてあたしの物にしたくなる
あたしの頭を撫でてくれるその手は
本当は誰のものなのかな?
「何にもないです!!」
あたしってばーーしっかりしてーーーー
もー何も考えられません
「玉木ん家ってどのへん?
道案内頼むな」
「え?
あ!!道案内ですね
そーですよね
忘れてました・・・あははーーー
えーーーっと
あーー家実は道せまくて車通るの難しいので
近くにおろしてもらえればありがたいです」
てんぱってなにを言ってるのか自分で分からなかった
理解してくれたかな…?
「あはは
わかったよ
そこから気おつけろよ?」
「うん!!」
どうやら理解してくれたみたい
「そー言えば玉木に言われたことで俺少し元気でた
ありがとな」
前を見たまま左手をあたしの頭に乗せポンポンってした
「先生の役に立ててうれしいよ
またなにかあったら言ってね」
あたしは先生のほうを向いて笑った
先生の運転する顔はとてもかっこよかった
きっとこれが最初で最後
ちゃんと目に焼き付けとこう
先生の運転する時の真剣な目
ハンドルを握る手
ときどき赤になるとあたしのほうを向いて話してくれる
そして青になるとまた真剣な目に戻る
なにもかもがかっこいい
そしてすべてあたしの物にしたくなる
あたしの頭を撫でてくれるその手は
本当は誰のものなのかな?