校舎の中で
お前の涙は誰を思って流してるんだ?
きっと壱だよな・・・
玉木はきっと俺が壱のこと知ってるなんてしらねーよな
そう
俺がこの前玉木に話した壱は
玉木の元彼でもあり
弟なんだ・・・
俺の大切な大切な弟
今は入院している
それが元彼の壱だとは想像もつかねーよな
「・・・・・・ぅん・・・・・・・・・・・
せんせ・・・・・?」
玉木が目を覚ました
「俺だよ
疲れたならもう少し寝むってていいぞ?」
なるべく俺のなかでは最大限優しい声で話しかける
「ううん……
大丈夫 ちょっと寝ちゃったみたいだね
ごめんなさい」
まだ意識がはっきりしていないのか目が少し赤く腫れている
いや・・・
泣いていたからか
「いや
謝るのは俺だよ
遅くなってごめんな」
「せんせ・・・」
弱々しい声で俺を呼ぶ
「どうした?」
「なんでかな?
あたし幸せなの今とても」
俺から目線をはずして話す
「なのに・・・
なんでこんなに切ないの?
なんでこんなに悲しいの?
あたしは・・・幸せなはずなのに・・・・・」
今にも涙がこぼれそうな玉木を俺は
そっと
抱きしめた
きっと壱だよな・・・
玉木はきっと俺が壱のこと知ってるなんてしらねーよな
そう
俺がこの前玉木に話した壱は
玉木の元彼でもあり
弟なんだ・・・
俺の大切な大切な弟
今は入院している
それが元彼の壱だとは想像もつかねーよな
「・・・・・・ぅん・・・・・・・・・・・
せんせ・・・・・?」
玉木が目を覚ました
「俺だよ
疲れたならもう少し寝むってていいぞ?」
なるべく俺のなかでは最大限優しい声で話しかける
「ううん……
大丈夫 ちょっと寝ちゃったみたいだね
ごめんなさい」
まだ意識がはっきりしていないのか目が少し赤く腫れている
いや・・・
泣いていたからか
「いや
謝るのは俺だよ
遅くなってごめんな」
「せんせ・・・」
弱々しい声で俺を呼ぶ
「どうした?」
「なんでかな?
あたし幸せなの今とても」
俺から目線をはずして話す
「なのに・・・
なんでこんなに切ないの?
なんでこんなに悲しいの?
あたしは・・・幸せなはずなのに・・・・・」
今にも涙がこぼれそうな玉木を俺は
そっと
抱きしめた