『金持ち心♀♂貧乏心』




「強気な女・・・」




「スキでこうなったんじゃ無い・・・。あなたじゃなかったら、こんなことさせなかった・・・・・。他の知り合いだったら、女でもさせなかった・・・・」




櫂也は美桜を身体から離した。




「馬鹿ッ!愛の告白じゃないからね?」



「わ、分かってる・・・」




櫂也はベッドに戻り、布団をかぶった。




「しばらく、ここにいていいでしょう?」



「はぁ・・・勝手にしろ」




美桜は頷くと、一度櫂也の部屋から出て行った。






「はぁ~カンベンしろよ。なんだあの、変わりよう」




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