王子様に囲まれて・・・①








父「・・・・・・・・そうか。まぁそんなことはどうでもいい。取り合えずみんなよんできてくれ」








みぃ「了解!んじゃいってくる」








そういって女の子はどこかへいってしまった








父「・・・・・・・・・美鈴になにも話していないだろう」







女の子ーーーーー改め美鈴の父親は僕にそう問いかけた








『はい・・・・・・・・。話したのは親と家がないってことです』










俺は不思議でたまらなかった









なぜ美鈴は俺を見ただけでわかっていたのかがーーーーーー









『なぜ美鈴にはわかっていたのかがわかんないです』







俺は今思っていることを打ち明けた












ーーーーーーー父親ならわかると思ったからだ













でも返ってきた言葉は意外な言葉だった













父「ーーーーーーーなんでなんだろうな」








『・・・・・・・えっ』








父「あのこが考えていることが俺には1つもわかんないんだ。笑っていてもどこか寂しそうで・・・・・。」









『・・・・・・・・・・・・・・・・・』












父「・・・・・でもな、君をここに連れてきたのはどこか自分に似ていたからじゃないかな?」













『・・・・・・・・似ていた?』










父「うん。君が昔の自分に見えたんだと思うよ。自分自身気づいてないと思うけど。だからほっとけなかったんだよ」











『・・・・・・・・・・・・・・』











父「まぁこの話しは終わりだ。もうすぐ美鈴が来るから」











ーーーーーーなにも言葉が出てこなかった










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