王子様に囲まれて・・・①





來「そういえばさぁ、この頃匡輔と亮輔見ないんだけどなんかあったのか?」









ーーーーーーーーズキッ












來にぃは匡にぃと亮にぃが病院にいることを知らないらしい











仲間にも何も言わないなんてあんまり2人らしくない・・・・。










もしかしたら、2人の怪我は私が思っている以上に深刻なのかも知れない










胸の辺りにある重い感情がまたギスギスと痛む












『だふん2人のことだから留年が嫌で勉強しているのかも(笑)』






















ーーーーーーー咄嗟にでた嘘


















私はまた大切な人に嘘をついてしまった










來「そっか(笑)あいつら今さら留年に焦るなんてな!!」













來にぃは私の嘘をなんの疑いも持たずに信じた















そう思うとまた胸の重い感情が痛んだ











『あっ、なんでもいいんだけど、ホットドッグとポテトとコーラを6つづつ頂戴☆』










來「畏まりましたっと!ちょっと用意するから時間10分ぐらいくれよな」








『わかった!そこらへんでフラフラしてるから出来たら電話して』










私はそういって売店近くのお土産やさんに入った












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