王子様に囲まれて・・・①






ありがとう・・・・










俺には最後のありがとうが[さようなら]に聞こえて仕方がなかった










『美鈴は今倉庫にいんのか?』










剛「さっき倉庫から出掛けていきました。」










たぶん美鈴は福井財閥に向かったに違いない









『わかった。電話ありがとう。取り合えず剛も美鈴探してくれねぇか?』









剛「総長をですか?わかりました。」










ーーーーーーーーーーーープチッ









電話をし終わった後に急いで俺は猛に電話をした












猛「もしもし?凌駕、見つかったか?」












『ヤバイことになった。美鈴が福井財閥に向かってるかもしんねぇ』











猛「福井財閥に!?・・・・・・俺たちのためにか?」










『たぶんそうだ。さっき剛から電話があって美鈴は一回倉庫にいったらしい』









猛「倉庫に?わかった!俺は輝幸たちに電話するから凌駕は先に福井財閥に向かえ!!!」










『わかった』









俺は電話を切ってバイクで福井財閥に向かった















待ってろよ美鈴!!








俺らが救ってやるから



















ーーーーーー凌駕 side endーーーーーー
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