王子様に囲まれて・・・①






私は少し濁しながら話した










『今からねニューヨークに行くんだ』









一「今からっすか!?すごいっすね!!旅行なんすか?」








『旅行だったらいいんだけどね・・・・。たぶん当分日本には戻れないんだ』










準「訳なりなわけっすか」











『うん。memmrnのみんなは私がニューヨークに行くこと知らないんだ』











一「今から言えばいいんじゃないっすか?」











『言ったら私を探してしまうから言えないんだ・・・・。私はね、出来ればみんなに私のことを忘れてほしいんだ』









準「忘れてほしい理由があるんすか?」











準はmemmrnの剛に似ているみたいだ













ーーーーーーーーーー勘が鋭い












『理由は言えない。でも私といるとみんなに要らない迷惑しかかからないんだ』









一「・・・・・・・・・・・・・」














『だから今日はお別れに来たんだ。nekaaのみんなとはね一時期仲間だったんだ」










一「・・・・・・・・・仲間?」










『まぁ私の正体を隠してみんなといたんだ。今はたぶんみんな私が嫌いだと思うよ』










私は最後にこう伝えた












『だからみんなにいっておいて。「美蝶だと黙っててごめんね。今までありがとう」って・・・・・』










そういってピアスを差し出して









『ついでにみんなに渡しておいて!捨ててもいいから』










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