王子様に囲まれて・・・①
『えっ・・・・・・・・・』
晋「そうだ。ニューヨークにある海外支店で働いてもらう」
言われた言葉が唐突過ぎて頭がついていかなかった
私はとっさに冷静を保つために詳しく質問をした
『なぜ明日からなのですか?』
晋「明日からなのになにか不満でもあるのか?お前には拒否権はないぞ。まぁ拒否すればお前の兄貴もどきの命がないと思え」
『拒否はしません。だから旭川のやつにはなにも手を出さないで下さい』
晋「お前が従うならなにもしない。それと今後一切旭川の人とは関わりを持つな。今回みたいにはすまなくなるぞ」
お父さん・・・・・お母さん・・・・・
匡にぃ・・・・・亮にぃ・・・・・
私は心残りの中でしっかりと決断をだした
『・・・・・・・・分かりました。今後一切旭川の人とは関わりを持ちません』