きみがすきだから。


「さっきからなんだよ~」

「いたっ。」

あたしのおでこにふーやからの
でこぴんが発射される。

指もきれいだったなあ。

「愛羅ってさ・・」

「ん?」

「す、、す」

「す?」

「好きなヤツとかいんの?」

え?いきなりなんだよ!

あたしの好きな人?
頭にふーやの顔が浮かぶ。
は?そんなわけないじゃん!

「いないけど。。」

「そなんだ。」

めがねの奥の目が一瞬悲しい目をした
ようにみえた。


あたしの勘違いだろう。きっと・・

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