きみがすきだから。


「愛羅~、ご飯いこっ」

スキップしながら長い髪を揺らして
樹奈がやってくる。

「あーいーらー?」

「え?あ!
 ごめん。 いこっ」

「へーき?元気ないけど・・。
 あっ、もしかしてふーやが休みだから?」

「それもあるけど・・。」

あたしは昨日のことを全部樹奈に
話した。

「そうなんだ~、
 あいあい傘なんていいじゃない!
 あこがれちゃう!」

「でも、あたしのせいで風邪
 引いちゃったし・・」

「はっはーん、
 つまり、お見舞いに行きたいんだ!
 亮ならふーやの家しってるよ。
 教えてもらいなよ。」

確かに、、
亮はふーやの親友だしね。

「そうだね、そうする。」
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