きみがすきだから。

「愛羅ちゃん、今日は来てくれてありがとね。」

「いいえ、遅い時間までお邪魔してすいませんでした。」

ペコリと頭をさげる。

「いいのよ、風矢くんも喜んだだろうし。
 またきてね♪」

にっこり笑ってくれた。
キレイだな~。

「ぜひ!」


「お邪魔しました~」
「ばいば~い」

ふーやのお母さんはあたしにむかって
手を振ってくれた、
あたしも手を振ろうとしたけど・・
それは失礼かと思い、
ペコリと頭をさげた。


その日の帰り道はずっと
ふーやのことばかり考えて、
あの告白のことで頭がいっぱいだった。
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