きみがすきだから。


「わかったから。
 手・・離して?」

ふーやの手はほっぺから
あたしの手にうつっていた。

強く手を握り締められていた。

「あ、、わりい。」

あたしの手は開放された。

「あっ、そーだ!
 今日の放課後、俺とデートな?」

あ、
そういえば前にそんな約束したっけ?

「はーい。」
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