【仮】変態家庭教師のとなり。



先生、助けて…



「かっ…奏斗……」


あたしはとっさに先生を呼んだ。

すると、あたしの後ろに人の影があった。





……誰っ……?



「俺の彼女に、何してくれてんの?」


先生だっ!!

先生はあたしの首に腕を絡ませて、チャラ男を思いっきり睨む。



チャラ男はもうカチンコチンに固まっていて。


先生はチャラ男に近づき、



「コイツのパーカー脱がして良いのも、俺だけだから」



そう言って、あたしの手を引いて歩き出した。



< 121 / 170 >

この作品をシェア

pagetop