【仮】変態家庭教師のとなり。



あたしもホテルに戻った。


ホテルにはすでに隆太君と麻美チャンが戻っていた。

「遅い!沙良」

麻美チャンはふくれっ面で言った。


「はいはーいっ!!じゃ、部屋割り決めましょうかー!」


麻美チャンは元気が有り余ってる。

それ以外はすでに疲れきっていた。


「麻美チャンはあたしと一緒じゃ…」

「そんなわけないじゃん!」


麻美チャンひどっ!!


「俺、沙良ちゃんとがいーなっ♪」

隆太君は冗談まじりに言った。
あたしはとりあえず笑っておいた。
冗談キツいよ隆太君。



「は?沙良は俺と相部屋。なあ?沙良」

先生も負けじと言う。




「ええっと……」


「奏斗君は沙良とに決まってんじゃん!」

麻美チャンがあたしを先生の方に押した。
麻美チャン最近あたしの扱い雑っ!!
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