【仮】変態家庭教師のとなり。
あたし達は結局同じ部屋になった。
まあ、当たり前(?)だけど。
先生は部屋に入るとすぐに風呂場に向かって行った。
ホテルの部屋は思ってたより広くて、寝室にはダブルベッドが2つあった。
先生がいなくなった部屋はシーンと静まり返っていた。
なんか、緊張する。
時刻は9時。
や、ヤダ…
なんで緊張してるのあたし。
「沙良?風呂空いたけど」
先生の声が聞こえる。
「は、はーい…」
あたしはすぐに風呂場に向かった。