【仮】変態家庭教師のとなり。



え………?

何が起きているのだろうか。

馬鹿教師は崩れ落ちたあたしを抱きしめていた。



「せんせッ……」
「沙良……ごめん。」



そのあったかい。
優しい言葉に安心して、あたしは先生の肩に顔をうずめて泣いた。


数分後…

はっ……!!!!

何やってんのあたし!!

あたしはやっと我に返ると馬鹿教師からパッと体を離した。

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