(仮)明日…
殺人者
「犯人が捕まりました!!」
「18歳の未成年です!!」
「少女だといいます」
パシャッ。
パシャッ。
夜だというのに
カメラのフラッシュで
明るい。
数えきれない大人たち。
つったって見ている野次馬たち。
警察官の上着で顔を隠された犯人が
車に乗り込む
一瞬に
どれほどの人間が
動いていたのだろう…。
翌日からのテレビニュースから
少女が犯した殺人事件が
とりあげられ
どの番組も
世間も
注目していた…。
君は、今何をしている?
会いたい…
テレビを消し
僕は、学校に向かった。
いつも通りの朝だ。
「どうして殺したの?」
見ず知らずの女が
私に聞いてくる。
「殺したかったから」
「でも、被害者の子なんの接点もない子でしょ?
何かあったの?」
「何もない。
ただ殺したかったから」
「…」
やっと黙った。
私は、美希。
18歳。
1ヶ月前、同じ18歳の女を殺した。
気づいたら
ナイフで
何度も何度も
相手を刺してた。
以上な殺しかただと
ニュースでは
やってたっけ。
以上…かな?
人間は、簡単に
死なないんだよ。
だから
何度も刺した。
それだけだよ。
見ず知らずの女?
まぁ世間ではそう見られるよね。
接点ないし
私とは、正反対の女だった。
「18歳の未成年です!!」
「少女だといいます」
パシャッ。
パシャッ。
夜だというのに
カメラのフラッシュで
明るい。
数えきれない大人たち。
つったって見ている野次馬たち。
警察官の上着で顔を隠された犯人が
車に乗り込む
一瞬に
どれほどの人間が
動いていたのだろう…。
翌日からのテレビニュースから
少女が犯した殺人事件が
とりあげられ
どの番組も
世間も
注目していた…。
君は、今何をしている?
会いたい…
テレビを消し
僕は、学校に向かった。
いつも通りの朝だ。
「どうして殺したの?」
見ず知らずの女が
私に聞いてくる。
「殺したかったから」
「でも、被害者の子なんの接点もない子でしょ?
何かあったの?」
「何もない。
ただ殺したかったから」
「…」
やっと黙った。
私は、美希。
18歳。
1ヶ月前、同じ18歳の女を殺した。
気づいたら
ナイフで
何度も何度も
相手を刺してた。
以上な殺しかただと
ニュースでは
やってたっけ。
以上…かな?
人間は、簡単に
死なないんだよ。
だから
何度も刺した。
それだけだよ。
見ず知らずの女?
まぁ世間ではそう見られるよね。
接点ないし
私とは、正反対の女だった。