白いYシャツと夏空と君。




「…だから、繭が嫌いなわけじゃない。私は、繭に憧れてたから…」


「今、あいつが聞いたら泣いて喜ぶよ」


「うん、でも……今はまだ、ちゃんとした会話はできない。」


「そっか…」



繭と美雪
挨拶を交わすだけで

前みたいな会話は
もう出来ないだろう

それでも彼女は選んだんだ





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