結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
洋貴さんは涙を溜めた私の瞳に優しくキスを落とす。



「杏里…愛してる」


「……」


私は洋貴さんの腕の中に抱かれていた。

狭いベットで寄せ合う…二人の身体。


私もようやく彼に自分の全てを晒すコトが出来た…


「私も愛してます…。これからもよろしくお願いします…」


「こちらこそ」


洋貴さんはリップ音を立てて…私の頬にキス。


「////」


私もテレながらも彼の頬にキスのお返し。


「可愛いコトするな…また襲うぞ」


「…それは勘弁><」
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