結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
二人の関係はたった一夜で変わってしまった。



社長室でも洋貴さんの視線は甘い。



視線が合えば…必ず微笑み掛けてくれる。



言葉はなくても、洋貴さんの愛を感じる私。



「社長…役員会議の時間です」



「あ、はい…」



私のデスクの前に立つ洋貴さん。



私は彼の言われたとおり、席を立つ。



私の手渡した書類を手に持って、先に洋貴さんが社長室を出る。













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