結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
背中に触れる冷たい無機質なデスク。



私の火照った身体を冷やすには程よい冷たさ。



「……痛くないようだな…」



「うん…」


甘く溶けそうな感覚で身体がおかしくなりそうだった・・・



互いに乱れた服を直す。



キレイにセットされていた洋貴の前髪も乱れていた。



「社内で…愛し合うのは嫌なら…今度からはしない…」


「別に嫌じゃないけど・・・////」



「なら、もう一回…」


「それは無理です」




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