結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
翌日は二人で都内のブライダルサロンに足を向ける。



「見て見て…洋貴さん、たくさんウェディングドレスがありますよ!!」



私は衣装室に並ぶウェディングドレスや色ドレスに釘付け。



まだ、結婚式の日取りもキマってないのに…サロンに人の好意でドレスを試着。



「…」


少し胸元の開いたウエディングドレス。



私は試着室のカーテンを開いて、外に出る。


私が歩く度にふわふわ揺れるドレスの裾。



「どうですか?おかしくないですか??」


「似合ってる…///」


「ケータイで撮影お願いします!!」


「ああ…そうだな…杏里があまりにもキレイなんで…忘れていた」


 「///」







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