結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
「別に…見てもいいだろ?」



「ダメです!!」


洋貴さんはお風呂の上がりの私にホットミルクを作ってくれた。



「どうして?」


自分の崩れたスタイルを見せたくなかった。


「恥かしいだけ」



「…恥かしいって?…俺はお前の夫だろ?」



「・・・妊娠して崩れたスタイルを…好きな洋貴さんには見せたくないんです!女心、分かってください…」



「・・・俺は今の杏里のスタイルを悪くは見てないけど。お前がそう思うなら見ない。本来持ってる女の神秘の力を見せられてるみたいで、神々しいと逆に感じてる」


神々しい??





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