結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
「…栗原…俺に話あるんだろ?」



「……色々とあの時はご無礼なコトを致しまして申し訳ありません」



俺は透真社長に行なった無礼な仕打ちを侘びる。



誰よりも上に立ちたいと言う野心で、ここまで生きてきたけど。


この先、杏里と子供の為に…安定した職が欲しかった。



「……申し訳ないと本心で思うなら、土下座しろ、栗原」



「・・・」



1年前とは全く別人のようにSになっていた透真社長。



「お前のコト…あれから色々と調べた…。スゴイ男が俺のそばで短期間だけど…秘書をしていたと驚いた…」










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