結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
「ダメだ…間に合わない!!!」



俺は慌てて、透真社長にケータイで電話!!



「…社長…赤ちゃんが後数分で生まれるかもしれません!!お湯を沸かすのとビニールーシートを用意して頂けように使用人の方にお願いできますか?」



ーーーウチで生むのか??



「救急車の手配はします。俺は医師免許は持ってますので、俺が子供を取り上げます!!だから、安心を」



電話を切り、杏里の様子を見る。



「本当に…洋貴さんが…赤ちゃんを…??」


「杏里が悪い!!もっと早く…病院に行け!!たくっ~」




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