結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
《4》初めてのデート
~杏里side~
私は…内線で叔父様を呼び出した。
「社長、お呼びですか?」
「今夜の会食は…気分が悪くて…」
「承知致しました…私の方から…古林様にはそうお伝えしておきます…」
「本当に申し訳ないです…常務」
「いえ…お気になさらずに…では私はこれで失礼します…社長」
「はい・・・」
叔父様は私に少し微笑み、踵を返して部屋を出て行った。
「・・・」
私が行っても…叔父様のお荷物になるだけ。
洋貴さんに社長の座も譲ろうかな?
「社長、お呼びですか?」
「今夜の会食は…気分が悪くて…」
「承知致しました…私の方から…古林様にはそうお伝えしておきます…」
「本当に申し訳ないです…常務」
「いえ…お気になさらずに…では私はこれで失礼します…社長」
「はい・・・」
叔父様は私に少し微笑み、踵を返して部屋を出て行った。
「・・・」
私が行っても…叔父様のお荷物になるだけ。
洋貴さんに社長の座も譲ろうかな?