結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
《2》逆プロポーズ
~洋貴side~
セレブの結婚相談所『ゴージャス』の女性から俺のケータイに電話が入った。
『あなたに逢いたいと言う女性がいらしゃいます…あなたのご都合のいい日時で
合わせるとおしゃっています。いかかですか?お相手の女性は……』
何と…あの中尊寺杏里さんだった。
彼女が俺のプロフを見て見合いを申し込んで来た。
「……」
俺は驚きで…言葉に詰まった。
運命さえ感じる…彼女のアプローチ。
ケータイを持つ手に汗が滲んで来る。
「わ、分かりました…」
俺は声が上ずり…返事するだけで精一杯。
プロの秘書として仕事をする俺が…緊張していた。
『あなたに逢いたいと言う女性がいらしゃいます…あなたのご都合のいい日時で
合わせるとおしゃっています。いかかですか?お相手の女性は……』
何と…あの中尊寺杏里さんだった。
彼女が俺のプロフを見て見合いを申し込んで来た。
「……」
俺は驚きで…言葉に詰まった。
運命さえ感じる…彼女のアプローチ。
ケータイを持つ手に汗が滲んで来る。
「わ、分かりました…」
俺は声が上ずり…返事するだけで精一杯。
プロの秘書として仕事をする俺が…緊張していた。