結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
「…俺か…俺もあまり信用出来ないが…」


皆…敵ってコト?


「・・・寂しいか?…杏里…世界には誰一人…信じられる人間が居ないって気分は」


「別に…この邸宅には居ないけど…親友の怜ちゃんが居ます」



「ふうん~男か?」


「女です!!」


私は強い口調で洋貴さんに言い放った。


男性の友達なんて私には居ない。
洋貴さんに出会って…感じた…

男性の友達も作っておけば良かったってーーー・・・
何一つ…彼のコトが分からない。


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