結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
「でも…第三者にプライベートを監視されてるなんてイヤです」



「今まで知らずにこの部屋で生活していたんだろ?」



「それは・・・」


誰が何の目的で…いつから??
考えるだけで、怖ろしい。


ずっと誰かに…自分の部屋の音や声を聞かれていたなんて…



「・・・ビデオカメラはないようだ…安心しろ」


「…で、出来ません!!」


私の不安なキモチを取り除く為に洋貴さんは優しく言ってくれたけど。
気休めにしかならなかった。



「でも…誰が…?」



「お前の叔父様だろ?若い女性の部屋を盗聴するとは悪趣味だな」
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