Color
まるで機械。
わたし達ふたりは、感情のある機械だ。
何のために、わたしは同じ毎日を繰り返しているんだろうか…。
もう十分わかったのに。
変わらないって事が、痛いくらいわかったのに。
どうして、なかなか抜け出せずにいるのだろう…。
可能性とか、僅かな希望なんてものは端っからないのに。
少しも、わたし達にはなかったというのに。
この状況がいつまで続くんだと、呆れてるのは他の誰でもなくわたしなのに。